こんばんは❣️
昨日は暖かかったのに、今日はまた少し冷え込みますね。
今日は、【ペットフードを変えると下痢をした!!変えたフードが合わない?】この疑問に対してお答えします。
最近は当店のお客様はほとんどペット食育入門講座を受講して、この質問が無くなってきていますが、まだまだ一般的にはこの現象において誤解があるように思います。
私はペット食育指導士です。
ペット食育指導士とは、【ペットの食において正しい知識をお伝えし、悩みや不安を減らすこと】を目的とし、活動しています。
そこで、このペットフードのフードチェンジにより起こる下痢に対して、
ペットの栄養学、ペットの代謝生理学を学び、
日頃から病気に負けない体づくり、なりにくい体づくりを
お伝えしている視点での解釈をお伝えします!!
もったいないなぁー。。。違うのになぁー。。。と思うことが多いからです(^◇^;)
では早速・・・・
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自宅の犬猫のフードを変えて下痢をした場合、一般的にはこう捉えるでしょう。
●フードが合わなかったんだ!!
●このフードは良くないんだ!!
時に、カリカリのドライフードから手作り食やウエット食に変えた時
●やっぱりドライフードの方がいいんだ!!
●手作り食は良くないんだ!!
●アレルギー反応かしら!怖い!
となるようです。私も昔はそう思っていました(^◇^;)
しかし!!
予備知識が充足してくると、こんな解釈ができます。
✴️まず、ドライフードの種類を変えた場合の下痢
①タンパク・ミネラル質含有量が多くなって吸収が追いつかないだけ
②主要成分が大きく代わり、腸内細菌が対応できなかっただけ
✴️ドライフードから手作り食やウエットフードに変えた場合の下痢
③腸内細菌が元々少なくなっていて、対応できなかっただけ
④犬や猫の体の水分量が、「解毒・排泄に十分な量になったからやっと体が反応できた!」
このように、
私がフードチェンジによるペットの下痢と聞くと、こういう解釈になるのです。
だから、正しく解釈すると、悪い反応ではなく、
起きるべくして起きた正常な反応なのです。
中でも、
ドライから水分量の多いフードや
手作り食に変えた時に起こる下痢は
超いいことと解釈します。
腸内細菌が合わなかっただけ、水分量が増えて反応できるようになっただけの下痢の場合、長くとも2週間で下痢の決着がつき、うんちが固まってくるでしょう。
そこを抜けると、お腹の中の腸内細菌は種類も豊富になり、活発になり、定着し、腸内細菌としては良い状態となるでしょう。
ここで大切なのは、フードを変えたぐらいで下痢をする体にあることをどう捉えるか?です。
もしも、我が子(犬猫)の健康長寿を願い、自分でできることは予防としてしておこう!と思うのであれば、または、我が子の健康のことで不安や恐れがあるのであれば、
フードが悪い!!手作り食が悪い!!合わなかった!のではなく、
何を食べても平気な体作りをしよう!というお知らせなのかも??という解釈もおすすめします。
そう、それは、物言わず自分で選ぶことができないペットからのサインと捉えることです。
今悩みや不安がなく、ルンルンで過ごせているならOK!!!
しかし、そうでないなら、またはこの幸福を末長く持続させたいと願うなら、
☑️水分が豊富にとれて
☑️化学物質不使用
☑️私たち人間が食べたいと思える食材しか使っていない安全な手作り食
という選択肢もあります。
これらの食事は、病気になりにくく
病気になっても治りやすい体を作るための礎となりますよ。
※病気による下痢の場合はこれに限りませんので、食に精通した獣医師にご相談ください。
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☑️安全・安心な手作り食を手軽に与えたい!と思うなら、
私が我が子に食べさせたい、私が食べたいものしか作らないと約束した
獣医師認定ペット食育指導士監修 犬猫手作り健康ごはんAlegriasfood
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☑️自分で、我が家のワンちゃん、猫ちゃんに作りたい場合は、
☑️手作り食やウエットフードに変えて下痢をした!の解決策や不安解消をしたい場合は、
⚠️注意:以下の下痢は私の場合は、反応としては正常、
しかし、元のフードに戻した方がいいかな・・・と解釈します。
それは、質の悪いフードに変えた場合の下痢です。
例えば、
●値段の安いフードに変更
●手作り食から、市販のペットフードに変更
●普段、質に気をつけているのに、プレゼントなどで質のよく分からないものをあげた。
これらはあまり肯定的な変化ではないかもしれないですね(^◇^;)
人間で例えると、普段、家庭での食事では下痢をしないけど、ジャンクフードを食べるとお腹がゆるくなる・・・そんなイメージです。
とはいえ、人間だってカップラーメンを食べたりジャンクフードを食べることも時にはあるように、犬猫も日常的に食べるものはしっかり根拠を持って選んでおく・・というのが大切だと思います。