2020.05.28

手作り食でペットの具合が悪くなる?

こんにちは

Alegriasオーナーペット食育上級指導士の平岡ともこです

 

今日は、手作りご飯にしたらペットの具合が悪くなった・・・お友達のワンちゃんは色々良くなったって聞いたのに。。。うちの子には合わないの?というご質問についてです。

 

 

 

結論としては、手作り食が合わない子は生き物なので100パーセントとは言えないけど、ほぼいないと言ってもいいぐらいです。そして、具合が悪くなったという解釈は勿体ないかな?と思います。

 

ここで言う、具合が悪くなったというのはこういう感じ↓↓

 

・ペットが下痢をくり返したり

・ペットの涙やけがひどくなったり

・ペットの目やにが増えたり

・ペットの体臭がきつくなったり

・耳の痒みがひどくなったり

・ペットが皮膚をかきむしり出したり

・膿皮症の類の皮膚病が悪化したように見えたり・・・

 

 

こういった状況になった時、

 

 

あれ?食べ物が悪かったのかな?と考えてしまうことの方が多いのではないでしょうか?

 

かく言う私も、昔は本当にこういったことで一喜一憂していましたので、とてもよくわかります。

 

当時(12年ぐらい前でしょうか)まだまだ経験も浅く、学びも浅かったものですから、カリカリフードから手作り食に変更したら良くなるどころか色々な調子の悪いとこが酷くなってきて・・・という状況に直面したことがあります。

 

そんな時って、

 

手作り食が合わなかったんだ!!

とか、

アレルゲンはなんだ!?

とか、

栄養バランスが崩れたのでは?

とか、

◯◯の栄養素の欠乏症!?過剰症!?

とか、

 

『全て食事のせい』になってしまいがちです。

 

 

でも、14年間我が子にもお客様のわんちゃんにも手作り食を提供し続け、ペット食育上級指導士としてお伝えする立場になり、『全て食事のせいと捉えるのは間違い!』手作り食をやめなくても解決することもできるんだ!という事を、自信を持ってお伝えしています。

 

 

なぜならば、

ペットフード(カリカリフード)から手作り食に変更した場合の具合が悪くなった・・・は不快なのは事実だけれど体が必要な反応をしているだけと解釈することもできるからです。

 

 

ドライのペットフードから手作り食やAlegriasfoodに変更したペットさんの体の働きには以下のような流れがあります。

 

 

①白血球などの兵隊さんのが活発に!

②体内に異物が多い場合は排除開始!

③炎症反応物質が出る

④結果、飼い主さんからすると不快な症状が出る

⑤戦い終われば体はクリーンに!不快な症状は出る必要がなくなる

 

というように、具合が悪くなったように見える現象が起き始めますが、体が戦い追えれば、お友達のワンちゃんが調子がよくなったように、手作り食で理想としていた結果を得られることも多いです。

 

 

なので、ドライフードから手作り食やAlegriasfoodに変更→異物排除開始で不快な症状が出た!!という時に、うちの子には合わないからやめよう。と選択するのは、自由なのですが、せっかく排除を始めた体にまだブレーキをかけるようなことになり、わかっている人からすると、勿体ないな・・・とも思えることでもあるのです。

 

 

人間で例ると、冷え性の方が温浴をするとのぼせてしまったり、気分が悪くなることがあります。

 

ここで、気分が悪くなるから温めない方がいい!!とするのは本当に解決しているのでしょうか?

 

冷えていて戦えてなかっただけで温浴により温まって体が戦えるようになったから不快な症状がでた!!よし!戦え!!とすることもできませんか?ということです。

 

 

ですから、我が子(ペット)の食事においても同じような視点で解釈すると

ペットフードから手作り食に変更して具合が悪くなった・・・・は、不快なのは事実だけれど体が必要な反応をしているとなるわけですから、手作り食をやめるという選択肢以外に、ペットさんの体が様子を見れる状態ならば、継続してみるという選択肢もできますね。

 

 

ただし、どのぐらいで落ち着くのか?などは、体の状況・環境・異物量など多くのものが複雑に絡み合った結果変わってきますから、そこを追求したい場合は、正確に学ばれることをお勧めします。

 

もちろん、病気までなると食事だけでは治りません。

 

だとすると、手作り食はやっぱりだめ?と思われがちですが、

そうではなく、手作り食は体の土台作りに最適!他に『も』必要なすべきことがある!と視野を広く持つことが大切で、これを間違えて全て食事で解決しようとすると、その間に取り返しのつかない事態になっていく・・・ということもあるので気を付けましょう。

 

私自身も、視野の狭さで後悔したことがあるので、今は、食事は我が子(ペット)の体づくりの1つとして手作り食をしています。

 

また、同時期に感染症にかかったとか、元々慢性的に内臓疾患が起きていたなどのことも考えることもできるので、不調が大きい場合や、長く続く場合は、専門家や手作り食に精通した獣医師に相談することをおすすめいたします。

 

ということで・・・・

 

 

表面的な解決より潜在している問題の解決がしたい!

快適な暮らしをさせてあげたい!

ペットさんに喜んでご飯を食べてもらいたい!!

 

というご家族様には、不快なのは事実だけれど体が必要な反応をしている!という解釈もあるよという事をお伝えさせていただきました🎵

 

ではまた^^!!

 

 

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