こんにちは
ペット食育上級指導士、Alegriasオーナー平岡ともこです
ショップへのお問い合わせや、講座でご質問を受けることがよくある「ペットは総合栄養食でないと健康を害すのでは?」にお答えさせていただきます。
ペットは総合栄養食(ペットに必要とされる栄養基準を満たしている食べ物)でないといけない。
私は、犬のトリマーの専門学校に通っている時にそう学びました。
正確に言うと、学んだというか、それが当たり前でより良いペットフード(総合栄養食)はどれか?という議論がされる環境にいたため、卒業後もそういったことを調べる毎日でした。
健康のために食は大切!!そんな想いは既にあったので・・・
でも、今、総合栄養食でないといけないですか?と言われると、答えはNOです。
かといって、総合栄養食がNGと伝えることはありません。
うちで監修して製造販売しているAlegriasfoodも総合栄養食か?と聞かれると、それも答えはNOです。
一般的には、ペットにはカリカリ(総合栄養食)がいいと言われていること、実際にも、まだまだ世の中の8割以上の方が選択していることももちろん存じあげております。
それでも、犬猫の健康を願い、実現したい人へ、総合栄養食でないものを販売する理由は、【犬猫には人間同様、ホメオスタシスがあり、体の中の栄養状態を維持する能力が備わっているため、よほどデタラメな食生活を送らない限りは栄養素の過不足が原因で体調を壊すことはない】ということを知っているからです。
※ホメオスタシスとは、恒常性を保つための機能です。例えるならば、家計のやりくりをちゃっちゃっちゃとやってくれる優秀な奥さまのようなもの。食べたものから必要、必要じゃない、貯めとく、貯めなくていい、これらを振り分け体にそういう動きをさせてくれるものです。
そもそも、栄養素の必要量も、消化吸収できる量も、全て個体により違うので完璧な食事は作ることは不可能であるという事実もあります。
そして、栄養素的に基準値をクリアしている食事よりも、もっと大切なものがあるという考えでおりますから、ご家庭でお母さんが我が子のことを想い手作りする食事としてAlegriasfoodを真心込めてお作りし、販売させていただいております。
もっと大切なものってなに?というと、
例えば、人間に必要な栄養素を満たしたカップラーメンがあります。それを毎食食べてさえいれば、人間に必要な栄養素はとれますよ。栄養バランスの崩れた自分で作った家庭料理よりよほど健康にいいですよ!!
と言われても私は喜べないし、食べない。
たまにはいいかなとも想いますが、健康のために意識して食べたりはしないでしょう。
いやいや、毎日好きなものが食べたい。
いやいや、もっとエネルギッシュな野菜、肉、魚が食べたい。
家族が作ってくれた味噌汁が飲みたい。
旬の野菜や果物からその時しかもらえないエネルギーをもらいたい。
そう感じるタイプです。
だから、我が子にも・・・・・
と、我が子に手作りごはんをはじめて15年が経ちました。
おかげさまでか、なんなのか?w
手作りごはん以外にも体づくりを真剣にやってきたというのもありますが、我が家のじゅにおばあさんは超元気です。
そして、お客様にも、作って欲しい!売って欲しい!とお声かけいただき、誕生したのがAlegriasfoodです。
総合栄養食がいいとか悪いとか、そういうとこを気にしてしまいがちですが、もっと根源的な、もっと生き物として・・・・というところでみてみるというのはいかがでしょうか?
もちろん、犬猫は人間とは違うのだから!という不安もおありでしょうし、ちょっと勉強されていると余計に心配なこともおありなのではないでしょうか?ググりだして止まらなくなったり、余計に不安になったり、正解がわからなくて困ったり・・・(私がそうだった)
そういった場合は、犬猫の栄養学、代謝生理学を論文から学んでいく場所もございますし(全国でペット食育協会の指導士さんから学べます)、Alegriasで行うペット食育入門講座からも学びをスタートできます♪ので、ご利用いただき、判断基準を養う力をつけるための投資をするのもアリだと思います。
エイヤー!といきなりAlegriasの個別電話相談でもお受けは可能です。
確かにその通りだ!!心と体が美味しいと思うものを、心と体が喜ぶものを食べてもらいたい!!と思った場合は、ぜひチャレンジしてみてください
いやいや、やはり総合栄養食の方がいい!という考えももちろんOKだと思います。何を選ぶか?は自由なので^^
ただ、総合栄養食でないといけない理由、質問されたらあんまりちゃんと答えられないな・・・。手作りってやっぱりいいよな・・・と気になっているという場合は、もしかしたら、【なんとなく】総合栄養食の方がいいと思っているだけだったり、みんながそうしてるからとか、ちょっと信頼しているペットのプロっぽい人が言ってたからとか、曖昧な理由だったりするかもしれません。
例えば、
カルシウムとリンのバランスを気にしたり
亜鉛の量を気にしたり
マグネシウムの量を気にしたり
野菜や穀類は消化吸収に負担をかけると思い込んでいたり
脂分は悪いと思っていたり
タンパク質の量を計らないといけないと思っていたり
結果、総合栄養食の方がいいんでは?と思ったり、自分の作るものに不安を抱いていたり私もしていました。
けど、いまは「論文ベースの第一次情報からの学びと、15年間の我が子とお客様のワンちゃん猫ちゃんのサポートの実体験」により、事実ベースの経験から得たもので解決しています。
ということで、一通りのペットの食に対する不安や悩みを過去経験し、それらを解決してご相談にも対応させていただける知識量を持ってAlegriasfoodを提供させていただいておりますので、総合栄養食でない食べ物ですが、Alegriasfoodを我が子の食事に選ぶこと、ご安心いただければと想います。もちろん、お家で作るのも基礎を学べばdo楽勝です♪
このインスタは我が家の後2ヶ月で15歳になるシュナウザーのじゅにおばあさんの運動から食事までの動画です♪じゅには14年間、総合栄養食(ペットフード)ではなく、私の手作りごはんとAlegriasfoodで育ってますよ♪