2020.11.04

じゅにありがとう

平岡じゅに令和2年10月31日に今生を卒業しました。

じゅにらしくギリギリまで楽しく走り回り自由に暮らし、私の腕の中で旅立っていきました。

 

あまりにも突然だということもあり、私のメンタル面のご心配のお声を多くのお客様にいただきました。

 

もちろん、淋しいのは事実ですが、意外と心は整理できております。

ひとまずご心配は大丈夫です^^

 

 

と言っても、それだけ伝えるのもなあと思う部分もありますので、じゅにの卒業についての想いを書かせていただきます。

 

長いですから、読みたい方だけ読んでいただけたらと思います。

 

 

まず、誰もが20歳ぐらいまで生きてくれるのだと錯覚するような若々しいおばあちゃんでしたから、正直言うと、驚きもあります。しかし、納得もできていて、とにかく感謝の気持ちに溢れています。

 

 

それでも、ピンピンコロリすぎて、ピンピンコロリを望んではいたものの・・・という気持ちがゼロではありませんし、淋しいし、後悔が一切ない状態でもありません。

 

 

それは、じゅにに関しては、12歳までの過ごし方で私の望むことに繋がらないたくさんの反省点があるし、風子の卒業のように老衰という形での卒業ではなかったからかとも思います。

 

 

とはいえ、じゅにの体に諸々納得の上でアプローチできるようになったこの3年間をもらい、じゅにの心と体が快適な暮らしができたこと、卒業の直前まで奇跡的にも病状に苦しむことがなかったこと、この事実に心から感謝をしています。

 

 

要するに、私たちが何を望み、そのためにどうしたいかを明確にし、納得できる日々を積み重ねることが大切なのだということを改めて学んだなと感じている状態です。

 

 

そうすれば、ごめんねが減り、ありがとうが増えるのだなぁと。

 

 

もちろん、じゅに本犬は多分そんなことはお構いなく・・・で、楽しく、コミカルにみんなを楽しませること、笑わせること、受け止めることをやり抜いた素晴らしい15年間の犬生だったのでしょうけど^^

 

 

話は変わり、じゅにを愛してくださったお客様も驚かれていることと思いますし、この卒業の経緯を知りたいだろうなぁと思うのですが、ここで経緯をお伝えするのは場違いかとも思います。

 

 

ですから、現在Alegriasの視点で目に見えないものなど深く学びを深めており、自分の学びにもしたいとお考えの方のみ、直接聞いていただければと思います。私の反省点も含めてお伝えします。

 

 

1つ言えるのは、この状態で、また、我が子の体のこととなると繊細な私(笑)とあんなに快適に快活に大好きなご飯を食べまくり走り回り大笑いしながら過ごせたことは、紛れもなくそうなるように過ごしたからであると感じています。

 

 

こうやって私が納得するまでじゅにに恩返しをさせてもらえる時間とチャンスをもらった。それは、じゅにと先に卒業したみんなからの特大のプレゼントだった。

 

 

そして、じゅにが卒業したのは口内ケア講座の日。

じゅにがこの日を選んだことが、意味があるようにも思います。

 

何を積み重ねるのか?
自分が望むことのために何をどれだけやって納得した毎日を過ごすか?

これが本当に大切。

 

いつも言っていることですが、またじゅにから教えてもらいました。

 

これからもっともっと「やりたいと思うなら今がタイミングですよ!」と言い出すかもしれません(笑)こればかりは経験をしないとなかなか実感できないものなのかもしれませんし、経験をしたとしても自分の望みにつながらない判断をしてしまうというのも人間ですね^^;

 

 

もちろん、生き物ですから生まれ持って定められた生命力は皆違って当たり前。どんなに病気になっても、動けなくなっても、長生きできる体、できない体というものは犬猫だけでなく人間でもその違いはある。

 

 

でも、私たちが望むこと、できることは、その寿命を心身ともに苦痛のない健全な状態で使い切ること。

 

この子たちにそうあってもらえるために、不安やわからないことがない納得いく日々を送り、笑顔で共に生きることだと、私自身は考え、そうあるように望んでいます。

 

そう考えると、この3年間は間違いなくじゅにに快適に過ごしてもらうためのことをさせてもらえた。

 

不安やわからないことや悩みがなく、しっかり向き合って共に楽しく生きることができました。

 

また、いろいろな反省を生かし、私はもっと心の修行を積みたいと目標もたちました。

 

じゅにに教えてもらったことが多すぎて、忘れたくないという思いから長くなってしまいましたが、現在の気持ちをひとまとめにすると、じゅにとの最高に楽しくて濃い15年間に感謝。そして、もっと成長したいなぁという想いです。

 

じゅに、お母さんみたいに優しくて、子供のようにやんちゃで、お笑い芸人のように面白いじゅに、15年間共に生きてくれてありがとう。

 

今頃、店の中を走り回っておやつとかおやつとかおやつとかを食べまくっているかもしれないじゅにです。

 

もしかしたら、いつも可愛がってくれていたみなさんのお宅にもお邪魔して食べ物をあさっているかもしれません^^その時は笑ってあげてくださいね。

 

最期に、たくさんのお花とお悔やみの言葉をいただいております。

皆様本当にありがとうございます。

 

素晴らしい生き様、素晴らしい卒業

トリックスターじゅに、ありがとう。また会おう

 

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