犬の耳のケア、ご家庭でしますか?
それとも、サロンでしてもらいますか?
動物病院でしてもらいますか?
今回の記事は、正しい耳のケアとは?というテーマです。
耳毛はぬいたほうがいいのか?
頻繁に掃除するべきか?
耳掃除の洗浄剤はどんなものを使うべきか?
犬の耳の病気を防ぐためには?
そんなことをあつかっていきたいと思います。
知っていることで、選択ができるようになりますから、参考になれば幸いです。
私自身、サロン運営でトリマーとしてあらゆる耳の状態(健康から病気まで)みてきて、さらには薬を使わず体質改善をコンセプトとした須崎動物病院の診療現場にて10年学んできた経験と合わせて、お話させていただきます。
一般的には、アトピー、アレルギー、脂漏症といわれる症状を持つ愛犬、かいくんとの暮らしから学んだ慢性的な耳の不調に対するケアと完治までいった経験もあわせてお伝えさせていただきますね♪
文章でじっくり読みたい方はこのまま読み進めてください♪
恒例のかいくんのご紹介。before⇨after
Alegraisfoodの生みの親とも言える存在です
耳ケアについても、彼がたくさん教えてくれました。

では、本題に入ります⇩ながいですよ〜w
耳毛は抜くべきか?
結論から申しますと、私は『耳毛をサロンや家庭で抜くべきで無い』と考えます。
その代わり、切るべき範囲を切るというケアの方針をとっています。
サロンを運営して15年以上になりますが、昔は抜いていました。
抜くことが当然と思っていたからです。動物病院でも当然抜くし、トリマーの専門学校でも抜くことを習い、就職したサロンでもそう習いましたから。
ただ、自宅の犬の耳の毛を抜いてケアをしていくなかで、疑問を抱いたのです。
それは、抜いた後に耳の中が赤くなり、かつ、その後外耳炎になることがあったからです。
それから情報をまさぐり、自分で実験を繰り返す中で、
◯『抜くべきでは無い』という臨床からの情報があること
◯体験としてもうちの子は抜かないで切るほうが耳の健康を維持できるという事に
気づきました。
そして、現在は動物病院の耳のケアや治療方針においても
抜く。から、切るへと変化しているようです。
耳毛を抜くリスク
もちろん、抜いてもなんともならない事もあります。長年、抜く事が常識だったのですから。
しかし、長期的視点でみたり、視野を広げると『耳毛をぬくことで起きるリスク』があるのは当然のことと考えるようになりました。
その視点で情報を検索すると、やはり耳毛は抜くべきでは無いという結論に至ります。
ー犬の耳毛を強制的に抜くリスクー
☑️カンシを使い引き抜くと毛根に炎症を起こす
☑️耳の中の皮膚のバリア機能低下の原因になる
☑️炎症を起こしている状態で抜くと、さらに炎症を助長させることにもなる
☑️アトピーでバリア機能低下している場合、さらに細菌感染のきっかけを作る
☑️神経が集中しているので犬は痛い
たしかに考えたらその通りですし、15年以上になる経験値からも納得できます。
ただし、抜かなくてはならない状態ももちろんあるでしょう。しかし、それは動物病院で判断、処置してもらうような不調が起きている状態とも言えます。
正常な耳、刺激に弱い耳、そういった比較的普通の状態の耳には、
抜くのではなく、『邪魔になっているものを切る。』が一番安全かつ耳の健康維持という視点でも理にかなったケアです。
現在は、耳毛は抜くべきではなく切るべきだという考えの動物病院も増えています。
そもそも耳毛の役割とは?
そもそも、耳毛にも、耳垢にも、役割があります。
それは、耳を守るという役割です。
☑️異物や虫、水が奥深くに侵入するのを防ぐ
☑️皮膚のバリア機能を保持する
☑️分泌物を毛を使って排泄しやすくする
このような役割があります。
短毛種など、あんまり耳毛が無い個体もありますが、ある子はそれなりに役割を果たしてくれているのです
なので、耳の健康状態を維持することに有害な毛は切る。
この感覚でケアしてあげるのが最もバランスがとれているのではないでしょうか?
それは、どの程度の基準かと言うと
☑️中で絡まり合っているものを切る(分泌物の排泄の邪魔になる)
☑️隙間ができる程度に切る(ぎゅうぎゅうに詰まっていると通気性が悪いので)
この程度の毛の処理を行うのが、最も安全で、犬にも犬の耳にも優しいケアかと思います。
また、耳垢には免疫成分も入っていますから、頻繁に奥の方まで拭きとるよりも、外に出てきた汚れをとる程度で十分なのです。
そもそも健康な耳は掃除不要
そもそも健康で正常な耳は掃除や耳毛のケアが不要です。
うちの『こむぎ』プードル9歳、もう何年も本格的な耳掃除をしていませんし、毛も切っておりません。
お風呂に入れた時に、耳の外側もよく洗い、拭き取るのみ。
とっても健康的な耳ですし、匂いもありません。
この記事のために、協力してもらったので、数年ぶりの耳毛カットをしました(笑)
じゃじゃーん。
ふわっふわに耳毛が伸びております(笑)

サロンのお客様のわんちゃんであれば、こんなに伸びる前にカットします。綺麗にしておくことにデメリットはありませんから、切ってはいけないわけでもありません。
ただ、切りすぎてツルツルにしてはいけないと考えています。
それは、犬の耳毛が果たす役割が果たせなくなるからです。
ー犬の耳毛が果たす役割とはー
異物の侵入を防ぐ
バリア機能
耳垢を外に出す
こんな役割もあります。
なので、邪魔にならない程度には生えておいてもらったほうがいいのです。
せっかくあるのだから。
安全なケア方法
うちのサロンではトリミングの基本料金の中に以下のケアが入っています。
1)多すぎ長すぎて絡まっている、通気性をさまたげている耳毛のカット
2)耳洗浄専用液で耳洗浄、犬が出した液体の外側の拭き取り
このケアが、耳の耳道を不用意に触らずに、汚れだけを処理できる健康な耳への最適なケアだと考えています。
具体的には以下の様なやり方です。
☑️耳毛を切る専用の安全なハサミで邪魔な毛のみカット(切りすぎません。この程度でOK⇩)

☑️耳洗浄液でもみ洗い。(液体が入ってはいけない領域までは入りません。)
☑️犬が首を振る事により、耳道にある汚れや分泌物を洗浄的がとかして噴出させます
☑️デリケートな耳道にカンシにコットンをまきつけて拭いとる行為はしません。バリア機能が低下していると傷をつける恐れもあるからです。
☑️外に出てきた耳の中の汚物と液体をコットンにて拭き取ります。
ーここでご理解いただきたいことー
そもそも耳に何かしらの不調があったり、耳道に汚れが多い場合、帰宅してから、または翌日などに
汚れ、分泌物が耳の外側の飼い主さんから見えるところまで出てくることがあります。
それは、耳掃除が不十分だったということでなく、『耳洗浄液によりふやけた耳の中に溜まっていたものが出てきた』ということです。
稀に、こういう耳のケアをきっかけに不快感が生じて耳を痒がり出すこともありますが、出てきた汚れが理由であれば拭き取りを行うとおさまります。
内部でそもそも微弱な炎症を起こしていた場合などは、こういったケアでかゆみが発生することもあります。
※当店をご利用のお客様で、そういった事があって不安になった場合はご一報くだされば適宜適切な対処をお伝えできるかと思います。
※当店をご利用ではない方は、かかりつけサロンの耳のケアに関する方針を確認したり、翌日にかゆみが起きた時などは伝えてみると、適切な対処をしてくれるのではないかと思います。
もっとも大切なこと
このテーマで最も大切な視点と考えていることは、本当は健康だったら毎月ケアしなくても問題は起きないということです。
耳が悪くなる原因は、耳毛ではないのです。
耳掃除を怠ったからではないのです。
ですから、サロンや家庭での耳のケアというのは、あくまで衛生管理のひとつであり、病気予防ではない。
もちろんあまりにぎゅうぎゅうに生えていて、通気性が悪く、それにより真菌や細菌が増えているようなら切るぐらいは必要かとは思いますが・・・
だから、こういう視点『も』持ってみてはいかがでしょうか?
それは、耳が汚れる🟰体質改善の必要性のサインなのかもしれない。という視点です。
健康な耳は掃除しなくても、そんなに汚れません。外に出てきた分泌物をお風呂の時に何もつけずに拭き取るだけで十分です。
耳が汚れる時の根本対策
最後に、耳が汚れる時の根本的な対策についてです。
体質改善の必要性のサインを捉えると、愛犬の体が大事になる前に整えることができます。
ー耳からとれるサインの一例ー
いつも汚れが激しい
掃除しないとすぐ臭う
ベタベタ汚れが出てくる
パサついていて白っぽいものが出ることがある
季節により外耳炎や中耳炎を起こす
慢性的に悪くて病院でのケアがかかせない
こんな場合
私ならば、愛犬の健康寿命を大切にしたいので、早い段階で本質的な解決に取り組みます☝️
耳にサインが出ているけれど
体では何が起こっている?と考え
愛犬の体の状態を波動チェックで分析
食事、口内環境、住環境で原因を探し
自分がやっていることを見直します。
こういう対策もしっかりしつつ、
必要な耳へのケアを行う。
これは私の考えですが
体は必要なことを常にしてくれていて
その結果が今の症状
であれば、それは何?体さん、手伝うよ。
そんな方針で愛犬の体をサポートしてみるというのはいかがでしょうか?
Alegriasがご用意する病気・不調に関する
サービスコンテンツ
Alegriasは動物病院ではありません。したがって、Alegriasは診断も治療も行うことはできません。
生活習慣を整える『食・歯磨き・未病ケア・メンタルウェルネス』などのお手伝いをしています

①薬に頼らず体質改善
須崎動物病院大分移動式診療
Alegriasでは、西洋医学ではない視点をもった獣医師による診断・治療を受けることができます。
各種ガン・腎不全・糖尿病・肝炎・慢性膵炎・アトピー・アレルギー・原因不明の症状・悪性リンパ腫・脳炎・クッシング症候群など・・・
治らない・一生投薬が必要・手術が必要と言われたが諦めきれないご家族さまにとって希望となる視点から原因を探っていただけます。

②健康寿命を育む暮らし
コンサルティング
お悩みが深い・長い場合や、ご自宅ケアの精度を高めたい方、食育などのコンサルティングが必要な方へご活用いただくことでよろこんでいただけるサービスです。まずは個別カウンセリングよりはじめてください。
※診断も治療も行いません。

③プラズマ療法
Alegriasでは、須崎動物病院本院で活用されている『生命エネルギー』であるATPを生体に充填するプラズマ療法を提供しています。診療の患者さまはもちろん、転ばぬ先の杖としてペットさんのケアをしたい方、またはご家族様にもご活用いただけます。
プラズマ療法とは何か?という質問に、開発者であり自らの胃癌(ステージ4のB)をプラズマ療法で4ヶ月で消失寛解した田丸氏は『ミトコンドリアの活性、ATPエネルギーの充填』とおっしゃられています。

④バイオレゾナンス
トリートメント
Alegriasでは、須崎動物病院本院で活用されている波動療法を『日常のワンランク上のケア』として、患者さま以外にもご活用いただいております。病は気からという言葉があるように、気の流れ、波動は生命にとって大切であるという概念に納得いただける方にご活用いただけます。
プラズマ療法と併用することで、『こんな結果が得られるなんて思ってもみなかった』というお声が増え、笑顔もよろこびも増えています。








