ー目次ー
はじめに: 我が子の未病サインに気づいていますか?
〜大切な家族を守るために今からできるケア〜
わんちゃんやねこちゃんは喋りません。
そして、何より『とても我慢強く』、かなり状態が悪くてもお散歩に連れて行けばよく歩くし、食事もとります。
だから、『ちょっと調子が悪い』という状態にご家族が気が付けなかったということが多く、わたしの知りうる限りでも『突然、大きな病気になった。気づいてあげられなかった』というお声はとても多いのです。
かくいう私もそういう経験をした一人です。
愛犬が12歳の時、動物病院の健康診断(血液・エコー・触診)で、大変健康!いいですね!とコメントいただいた2ヶ月後に、『悪性リンパ腫により余命2ヶ月』と診断を受けました。
これは誤診を指摘しているのではなく、この健康診断ではわからなかったのです。
よくあるケースで例えると、普段ごはんをよく食べる子がごはんを食べないというのは、『ちょっと調子が悪い』どころではなく、『すごく悪い』状態のことのほうが多いです。
なので、早く気づけたほうがいいと思いませんか?わたしはそれを切に願ってきたし、この16年でサインを見つけることができるようになってきました。
そのサインに気づくことができれば、大きな病気になる前に未然に防ぐことができるかもしれません。このサインを「未病サイン」と呼んでいます。
未病サインとは?
「未病サイン」という言葉は、私が16年間仕事の中でも暮らしの中でも使ってきた言葉です。
医学書に載っている言葉ではありませんが、ペットの体から発せられる小さなSOSだと考えてください。
例えば、涙やけや耳の匂い、足の裏をしつこく舐めるなど、日常的に目にすることもあると思います。これらのサインは、ただの「癖」や「体質」として見過ごしてしまうことも多いですが、実は体の中で何かが起こっている兆候かもしれません。
そう思う理由は、これらの未病サインは、必要なことをするとちゃんと消えていくからです。
なので、『ああ、癖や体質ではなく不調だったんだな。』とわかるのです。
未病サインの具体例
こんなサインに気づいた事はありませんか?
以下に、私たちが経験してきた未病サインの一例をまとめました。あなたのペットにも同じようなサインが見られたら、少し注意してみてください。
●涙やけ、涙が臭い
●目の周りが腫れている
●足先が禿げている、爪の付け根が腫れている
●足の裏や先を執拗に舐める
●肉球の間が腫れている
●肉球がパサついている、ひび割れる
●太れない
●よく吐く(毎月など)
●空腹時に黄色い胃液を吐く
●液体を飲むとむせる
●好き嫌いが多い、食べムラがある
●食べるけど太れない
●耳が慢性的に臭い、赤い
●皮膚トラブルが常時ある
●薄毛
●耳の毛が薄毛
●鼻の上が薄毛
●手足の先が冷たい
●寒がる(高齢でもないのに)
●足の運びがおかしい(びっこをひくように歩く)
●姿勢が悪い(座り方がおかしい)
●前足がプルプル震える
●スキップするように後ろ足をケンケンする
●後ろ足に力が入らない
●逆くしゃみをする
●体臭がきつい
●おしっこ臭がきつい
●便臭がきつい
●いびきをかく、鼻が鳴る(フガ!)
●口臭がきつい
●よくげっぷをする
未病サインにどう対応する?
「未病サイン」を見つけたら、それはペットからの「もっと良くなりたい!」というメッセージと、わたしたちは捉えます。
まずは、食事や口内環境の見直しをすることで、問題が解決することがあります。
例えば、私たちの体も疲れがたまると肌荒れや口内炎ができたりしますよね?ペットも同じで、適切なケアをすることで、体の調子を取り戻すことができます。
具体的なケア方法
家庭でできる具体的な取り組み
- 食事の見直し: 体は食べたもので作られています。
- 口内環境の改善: 口臭やぬめりを感じる口内は歯周病になりかけていたり、その前段階であったりします。歯周病は全身に影響を及ぼすものです。
それでも変わらない場合は・・・
基本的なケアをしても変化しない場合は、まだ必要な何かを見落としているか、体のめぐりを整える必要があるなど、理由はさまざまですが食と口内以外にある可能性があります。
例えば、洗濯洗剤を整えたら整った、寝る場所を変えたら整った、気の滞りを解消したら整ったなど、いろいろなパターンがあります。
しかし、相手は生き物であることから『体が元に戻るちから』は個体によってちがいますし、ご家族の都合によりできることできないことがあるでしょう。
ですから、結果は千差万別かもしれませんが、
『やったなりの影響がある本質的なケア』を行えば、根本的にからだがよろこぶことは間違いありません。
そして、その蓄積が未来を作るのです。
今すぐできる対策と予防
もし、これらの未病サインが気になったら、まずは「ペット食育講座」や「歯磨き講座」、そして「個別相談」を受けてみてください。
これらの講座では、体の仕組みをしることができるので、どうして今の状態になっているのか?の予測ができるようになり、対策がとれる自分になれるでしょう。
食べ物を整えるために早く動きたい方は、こちらのごはんも見てみてください。
こころがよろこび、からだがきれいになる
めぐりごはん
まとめ
あなた(ペットさん)にわたしができること
ペットの未病サインに気づき、早めに適切なケアをすることは、家族である私たちにしかできません。
逆を言えば、私たち家族は、健康寿命の長い未来へと彼らと共に進む力を持っているということです。
わたしたち家族ができることを知り、取り組むことで・・・
健康寿命の長い未来
🔲歳をとっても自分の足で歩ける快適な体
🔲歳をとっても大好きな家族の声が聞こえる耳
🔲歳をとっても大好きな風景や家族の声が見える目
🔲歳をとっても食を楽しめる体
🔲健康的でエネルギッシュな心
このページにきてくださったみなさまと、みなさまのそばで愛をふりまいているけなげで純粋ないぬねこたちのこころとからだがよろこぶことを願って。
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