こんにちは
Alegriasオーナー平岡朋子です
我が子の口内の状態が気になる方は多いのではないでしょうか?
私も、かれこれ26年間、犬や猫をパートナーに持つ暮らしをしてきました。実は、昔はそこまで気にならなかったのですが、ある事をきっかけに、
と、思っています。
【愛犬の突然の余命宣告が教えてくれた『口の健康の大切さ』】
ある事とは、愛犬の突然の余命宣告です。
それまで、病気知らず、病院知らず、手作り食もして健康管理はバッチリだと思っていた矢先、突然の余命宣告を受けました。愛犬は11歳でした。
今思えば、全くもって当然の事なのですが、当時は、驚き、悲しみ、絶望の淵に立たされました。愛犬は、私にとってはペットではなく家族だからです。
最期に悪あがきをしたものの、余命宣告から1年、おそらに旅立ちました。
その子がきっかけを与えてくれたのが、
『口の適切なケアの必要性を知る事』
『情報源を選ぶ大切さ』でした。
【愛犬がくれた学びは動物診療現場の体験】
それからご縁をいただき、
ペットの病気や体調不良の根本原因を探り、薬を使わず体質改善というスタイルで診療を行う須崎動物病院大分移動式診療の会場として、絶望的な状態からの回復を遂げる犬猫と飼い主さんを見届けさせていただいております。
診療現場には、いろいろな病気・体調不良を抱えた子がきます。もちろん、トリミングでも見てきました。ガン・悪性リンパ腫・クッシング症候群・白内障・椎間板ヘルニア脳炎・アトピー・アレルギー・腎不全・僧帽弁閉鎖不全症・各内臓疾患・気管虚脱・気管支炎・脂漏症・てんかん・脂肪織炎・・・
私は獣医では無いので、詳細は語れませんが、いろいろな病気があるし、多くの方がそれを悩んでいるんだと実感します。私は、その子たちのお口の唾液の匂いや質、口の状態を見てきました。そして、須崎獣医師の指示の元、適切な家庭でのケアをすることにより、みるみるうちに変わっていく子たちを見てきました。
【口の健康には価値がある確信】
その一部始終を見てきて、結果を見てきて、病気の子ではなくとも我が子の健康を願う飼い主さん、元気で生き続けたい犬猫に、適切な口内ケアを実践する事が必要であると実感しています。一般的なペットの歯磨きとは違う、体の健康に繋がる口内ケアが必要です。
【口内の健康状態簡単なチェックポイント】
では、口の中が健康であるとはどういう事でしょうか?歯石が付いてないは、一般的には良いとされていますが、それは『健康のための』という視点で見ると、少しずれています。
そこで、私の経験からは、体の健康を意識して口内の状態をチェックするのには、以下の項目を見ます。場合によっては、歯科専門の動物病院でしっかり診てもらい、処置が必要なケースもあります。
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✳︎最近お皿を洗うときのヌルヌルが気になる
✳︎口臭が気になる(注意)
✳︎唾液が臭う
✳︎歯茎が腫れている
✳︎歯茎から出血する(要注意)
✳︎歯石が気になる
✳︎ぐらつく歯がある(要注意)
✳︎唾液が糸をひく
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【体の健康を意識した口内ケアと、歯石を意識した歯磨き】
ここは動物病院ではないため、処置、診断ではなく、これらの状態に対して、家庭で飼い主さんができるケアをお伝えしています。仮に動物病院で歯石を取ってもらったり、歯を抜いてもらったり、処置をしたとしても、家庭で適切な口内ケアができていないと、元の木阿弥だからです。
口内の見た目の美しさ、健康を求めるなら、三日に一回歯垢を拭えばokです。それで歯石は予防できます。しかし、体の健康を脅かすものは歯石ではありません。(レベルによる)
菌です。体の健康を意識して口内ケアをするならば、菌をコントロールする必要があります。
そして、菌は殺菌してもすぐ増えます。コントロールが大切です。
【体の健康を意識して口内をケアするならば、チェックポイントは3つ】
●匂い
●唾液の質
●歯茎の状態
【歯石を意識した歯磨で後悔】
動物病院で、歯が綺麗と褒められた。歯石とりを定期的にしている。自宅でも、きちんと歯の汚れを取っている。我が子のことを思い、きちんと歯磨をしてきた。
なのに、高齢になり、歯がグラグラになってしまった。
そんなかたが多いです。とてもショックだと思います。私も同じようなことをしていたのでわかります。でも、歯石を意識して菌を放置すると、そうなりかねません。
だからこそ、そこを求めているならば、菌を意識するべきです。
【今、歯石だらけだし、恥ずかしい】
Alegriasに行きたいけど、こんな口では・・・。という事をお伺いしたことがあります。安心してください。私自身も、その失敗を経て、今があります。今からでもできることはたくさんあるし、生きてくれているならば、諦めるのはまだ早いのではないでしょうか?実際に、我が家のジュニも高齢になってから適切な口内ケアを始めたので、歯がたくさん抜けています。それぞれに、目指すところ、望むところ、着地点は違って当たり前です。
【やりたいけど、嫌がるから自信がない】
できるようになります。みんなその状態からのスタートです。サポート体制も整っているので、復習を重ねながらできるようになって行きます。
【まずは、知ることから】
知らないからには、選びようがありません。まずは知ることからが始まりです。
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